危険体感教育テキスト≪講師用≫
安全衛生教育のための資料として現在実施されている危険体感教育の代表的な
事例をまとめたもので、PDFファイルをダウンロードすることができます。





「危険体感教育テキスト≪講師用≫ 」は、安全衛生教育の推進のための資料で、
現在実施されている危険体感教育の代表的な事例をまとめたもので、
PDFファイルをダウンロードして参考にすることができます。
まず、「危険体感(感受性向上)教育」というのは、職場に存在している
さまざまな危険な状況を具体的に紹介し、身近にある危険を直感的に
理解していただくものです。
特に、座学での教育ではなく、実際の経験を通して安全衛生を学びつつ、
労働者の作業現場での経験不足を補い、安全意識の向上に役立てるものです。
本テキストでは、以下の項目と内容について扱われています。
第1危険体感教育の基本的事項
1. 危険体感教育 -実技教育の意義と課題-
1)実技教育の目的
2)実技教育実施上の留意点
3)危険感受性と危険敢行性
4)体感教育の副作用-危険補償行動-
2. 効果的な教育のために -実施及び指導上の留意事項-
3. 危険体感教育指導員養成講習(支部実施)項目
4. 更なる教育のために
5. 参考文献・資料等
第2「危険体感のための簡易実体験型教育」の内容と方法
1.死角に関わる職場の危険体感
2.アーク溶接作業における危険体感
2-1 アーク溶接ヒュームのろ紙捕集
2-2 接地不良(被覆発火)および被覆損傷
3.玉掛け作業における危険体感
3-1 玉掛けワイヤによる竹割り
3-2 荷振れ(地切りのセンター出し)
3-3 一本吊り(ワイヤ切断)
4.高所作業における危険体感
4-1 安全帯のぶら下がり体感
4-2 はしご昇降時に3点タッチの体感
5.階段・スロープの転倒防止対策
DVDによる安全体感教育
ちなみに、「第2『危険体感のための簡易実体験型教育』の内容と方法」の
「1.死角に関わる職場の危険体感」では、台車に荷を積んで運搬する作業を
想定し、死角によって発生するリスクについての検討が紹介されています。
また、それぞれの事例において、「体感の目的」「要員」「標準時間」
「準備機材」「会場準備」「安全に体感するためのポイント」「体感前説明」
「実体感手順」「体感後説明」「強調点」などが分かりやすく説明されています。

動作OS:Windows 8 / 7 / Vista / XP
作成者:(社)日本労働安全衛生コンサルタント会 ・(厚生労働省)